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コラム

Column

2026年6月16日

テニス肘(外側上顆炎)の原因と治療法|テニス・ゴルフを楽しむ40代の方へ

こんにちは、桃谷うすい整形外科の瀬尾です!

この記事でわかること

・テニス・ゴルフで肘の外側が痛くなるメカニズム

・セルフチェックと日常でできる予防のポイント

・エコーを使った当院の診断・治療の流れ(ハイドロリリース・リハビリ)

この記事でわかること

・テニス・ゴルフで肘の外側が痛くなるメカニズム

・セルフチェックと日常でできる予防のポイント

・エコーを使った当院の診断・治療の流れ(ハイドロリリース・リハビリ)

「バックハンドを打つと肘が痛い」「ゴルフのスイング後に肘の外側が疼く」—40代になってから、こうした肘の痛みを感じ始めたスポーツ愛好家の方は少なくありません。週末にテニスやゴルフを楽しんでいたのに、肘の痛みがブレーキになってしまうのは辛いものです。

その痛みは、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)かもしれません。早めに原因を把握し、適切に対処することで、スポーツへの復帰が早まります。

テニス肘はなぜ起こる?スポーツ愛好家に多い理由

テニス肘の原因は、肘の外側の骨(上腕骨外側上顆)に付着する「手首を伸ばす筋肉(短橈側手根伸筋など)」への繰り返しのストレスです。バックハンドストロークやゴルフスイングでは、この筋肉に強い伸張力と収縮力が繰り返しかかります。

特に40代は腱・筋肉の回復力が20代・30代より低下しているため、同じ練習量でも傷みが蓄積しやすい年代です。「急に練習量を増やした」「フォームが崩れている」「グリップが太すぎる・細すぎる」といった要因も重なると、腱付着部に微小断裂が生じ、慢性的な炎症につながります。

スポーツ障害の中でもテニス肘は再発しやすい疾患です。「安静にすれば治る」と自己判断で放置すると、回復が遅れたり、慢性化したりする場合があります。

こんな症状ありませんか?セルフチェックリスト

  • 肘の外側(骨が出ているあたり)を押すと痛い
  • バックハンドで打つ瞬間に肘に鋭い痛みが走る
  • ペットボトルのキャップを開けるときに肘が痛む
  • 重い荷物を手のひらを下に向けて持つとつらい
  • 朝起きたとき、肘に強張り感がある
こんな症状ありませんか?セルフチェックリスト

肘の外側(骨が出ているあたり)を押すと痛い

バックハンドで打つ瞬間に肘に鋭い痛みが走る

ペットボトルのキャップを開けるときに肘が痛む

重い荷物を手のひらを下に向けて持つとつらい

朝起きたとき、肘に強張り感がある

3つ以上当てはまる場合は、テニス肘の可能性が高いため、一度整形外科を受診されることをおすすめします。

当院ではどのような治療を行っていますか?

全ての治療の根底にあるものは、理学療法士によるリハビリテーションを基にした運動療法です。ストレッチや筋力強化など、再発を防ぐための動作改善を丁寧に指導します。当院のリハビリテーションについて詳しくはこちら

診断においては、エコー(超音波)を用いて腱の状態をリアルタイムに確認します。レントゲンには写らない腱・軟部組織の変性や炎症の程度を「見える化」することで、症状に合った治療を選択できます。

腱の周囲に癒着や神経、筋肉の緊張が強い場合は、ハイドロリリース(エコーガイド下に生理食塩水等を注入して癒着をはがすことを目的とした治療)を行うことがあります。また、難治性のテニス肘に対しては体外衝撃波療法を選択肢としてご提案する場合もあります。費用・リスク・治療期間については、診察時にご説明します。お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q
スポーツをしばらく休めば自然に治りますか?
A

軽症であれば安静で症状が和らぐ場合がありますが、腱の変性が進んでいる場合は安静だけでは回復しません。適切なリハビリや治療を並行して行うことが、早期回復と再発防止につながります。

Q
テニスへの復帰はどのくらいかかりますか?
A

症状の程度・治療内容によって異なります。軽症であれば数週間から数か月、重症例や難治例ではより長期になる場合があります。無理な早期復帰は再発のリスクを高めますので、主治医・理学療法士と相談しながら段階的に進めることをおすすめします。

Q
グリップや道具を変えると改善しますか?
A

グリップサイズや素材の変更が症状の軽減に役立つ場合があります。ただし、根本的な原因であるフォームや筋力、柔軟性へのアプローチが欠かせません。道具の調整と合わせて理学療法士による動作分析を受けることを推奨します。

Q
肘サポーターは使った方がいいですか?
A

競技中の負担を軽減することを目的として使用されることがあります。ただし、サポーターのみで完治するものではなく、リハビリや治療と組み合わせてこそ効果が期待できます。種類や装着方法は主治医・理学療法士にご確認ください。

まとめ

テニスやゴルフを楽しむ40代にとって、テニス肘は決して珍しい悩みではありません。しかし、放置すると慢性化し、復帰に時間がかかることがあります。肘の外側の痛みが続く場合は、早めに整形外科で診察を受けることをおすすめします。

天王寺区・桃谷駅近くの当院では、エコーによる精密な診断と、理学療法士によるリハビリテーションを中心とした治療で、スポーツへの早期復帰をサポートしています。

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参考文献

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

記事監修:臼井俊方

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