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コラム

Column

2026年8月21日

夏の腰痛は冷房が原因?座りっぱなしのデスクワークで悪化する理由と対策

この記事でわかること

  • 夏なのに腰痛が悪化する理由
  • 冷房と座りっぱなしへの具体的な対策
  • 受診を考えたいサイン

腰痛は寒い季節のもの、と思われがちです。ところが天王寺区の当院では、夏にも「腰が重い」「朝から腰が張る」というデスクワークの方の相談が続きます。心当たりは、冷房と座りっぱなし。この記事では、夏の腰痛が悪化する理由と、今日からできる対策を解説します。

今日からできる夏の腰痛対策

なぜ夏なのに腰痛が悪化する?

冷房による冷えと、座りっぱなしによる血流の停滞が重なるからです。座っている間、腰やお尻の筋肉はほとんど動かず、血流が滞りがちです。そこに冷房の冷えが加わり、筋肉はいっそう硬くなる。これが夏の腰痛の正体です。体を冷やすと血流が減ることは生理学の研究でも示されており(Malanga, 2015)、血流の低下は筋肉の柔軟性の低下につながると考えられています。屋外労働など寒冷な職場で働く人は腰痛のリスクが高まるという追跡調査もあります(Lewis, 2023)。

在宅勤務では通勤の歩行もなくなり、「1日中ほぼ座ったまま」になりやすいのが夏の落とし穴です。

なぜ夏なのに腰痛が悪化するのか?

今日からできる対策は?

「風を腰に当てない」「1時間ごとに動く」「湯船で温める」。この3つが柱です。

  • エアコンの風向きを調整し、腰・足元に冷風を直撃させない
  • ひざ掛けや薄手の上着で腰まわりを守る
  • 1時間に1回は立ち上がって少し歩く
  • 座ったまま骨盤を前後にゆっくり動かす
  • シャワーだけで済ませず、ぬるめの湯船で温める

冷房を切る必要はありません。この夏の暑さでは、熱中症のリスクのほうが心配です。冷房と上手に付き合いながら、「冷やしすぎ」だけを避けるのがコツ。

受診を考えたいサイン

  • お尻から脚にかけてのしびれ・痛みがある
  • 夜間や安静時にも痛む
  • 発熱を伴う

椎間板や神経の問題などが隠れていることがあります。冷えのせいと自己判断せず、早めにご相談ください。

当院での治療について

夏の腰痛では、レントゲンに写らない筋肉・筋膜由来の痛み(筋筋膜性腰痛)が少なくありません。当院では、医師と理学療法士がともにエコー(超音波)で腰やお尻の筋肉の状態を確認。「どこに負担がかかっているか」を共通の情報として持つため、診察室とリハビリ室で方針のずれが生じにくい体制です。

担当の理学療法士はこう話します。「在宅勤務が続く方の腰痛相談は、夏に一段と増える印象です。エコーで見ると、腰そのものよりお尻や太ももの筋肉の硬さが目立つ方も多く、動かし方から見直していきます」

全ての治療の根底にあるものは、理学療法士によるリハビリテーションを基にした運動療法です。リハビリテーションのページもご覧ください。

理学療法士 瀬尾 真矢

座りっぱなしの腰痛は、椅子や冷房のせいだけでなく、体の使い方の癖も関わっています。どこに負担がかかっているかを一緒に確認すれば、対策はぐっと具体的になります。お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q

腰痛には冷房をつけないほうがいいですか?

A

切る必要はありません。今の夏の暑さでは熱中症のリスクのほうが大きいためです。風向きと服装で「冷やしすぎ」だけを避け、冷房とは上手に付き合ってください。

Q

温めるのと冷やすの、どちらがいいですか?

A

ぎっくり腰のような急な強い痛みは別として、冷えを背景にした慢性的なこわばりには温めが向いているとされています。判断に迷うときはご相談ください。

Q

マッサージしてもすぐ腰の重さが戻ってしまいます。

A

筋膜の癒着や、姿勢・動作の癖が関わっている場合、揉むだけでは戻りやすいことがあります。当院ではエコー検査で状態を確認し、リハビリで動かし方から見直します。繰り返すときは一度ご相談ください。

まとめ

夏の腰痛は、冷房の冷えと座りっぱなしの掛け合わせで起こりやすくなります。風よけ・こまめな立ち上がり・入浴を習慣にしつつ、しびれや夜間の痛みがあるときは早めの受診が安心です。天王寺区・桃谷駅近くの桃谷うすい整形外科は、エコーとリハビリで夏の腰痛に向き合います。デスクワークで腰が重い方は、お気軽にご相談ください。

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参考文献

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

記事監修:臼井俊方

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