2024年3月1日

地域のかかりつけ医として

初めまして。この度桃谷駅西口出てすぐ場所にあるDSt桃谷ビルディング2階に整形外科・リハビリテーション科のクリニック「桃谷うすい整形外科」を開業致しました、院長の臼井 俊方(うすい としまさ)です。

さて、今回は私が日々の診療を行うに当たって心がけていることについてお話ししたいと思います。

私は長年整形外科専門医として、急性期病院や救急救命センター、整形外科特化型病院の整形外科診療を担当してきました。そのような「大きな病院」「専門性の高い病院」では、各専門分野のスペシャリストが専門性の高い治療が行われます。

しかし、実際に総合病院を訪れる患者さんの多くは、必ずしも専門性の高い治療を必要としているわけではありません。「町のお医者さん」でも十分な診断と治療が可能な疾患がほとんど、と言っても過言ではありません。
「総合病院だと何かと安心」という認識からか、総合病院のような「大きな病院」での通院を希望される方が多いかと思います。

しかしながら、いわゆる「大きな病院」では手術を必要とする疾患が中心となるため、多くの手術症例に追われて忙しい事が多く、手術が必要でない患者さんなど、すべての患者さんに対応しきれないのが現状です。

私は整形外科専門医ですが、勤務医時代は多くの患者さんを受け持ちさせていただきました。
そこでは手術症例だけではなく、手術の必要のない軽症の患者さんや、どの診療科にも属さないような疾患をお持ちの患者さんに触れる機会が数多くありました。

そうした勤務医として多様な臨床経験を経て、当院は整形外科を中心とした、いわば町の総合診療医のような立場だと考えております。

「先生、ドアに指を詰めてしまったけど、診てくれますか？」「ハチに刺されちゃったよ、どうしよう？」「巻爪が痛いのだけど、何とかなりませんか？」「足の裏に魚の目が出来たんだけど、これって整形外科ですか？」「最近更年期の症状なのか、イライラしていろいろなところが痛い」など、さまざまなご相談に「整形外科の疾患であるかどうか」を問わず、お一人おひとりのお悩みに耳を傾け、丁寧な診療を行っていく所存です。

こんなこと先生に相談しても大丈夫なのかな？怒られたりしないかな？失礼に当たらないかしら？

と心配はご無用です！どんなことでもお気軽にご相談いただければ、と思います。

当然、より専門的な治療が必要と判断した場合には、速やかに当院の連携医療機関(大阪警察病院、大阪赤十字病院、大阪市立総合医療センターなど)にご紹介致します。

これから地域の皆さまのかかりつけ医として、微力ながら地域に貢献できれば、と思います。

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