06-4392-7077 WEB予約 W
E
B

コラム

Column

2026年4月17日

テニスをしないのに「テニス肘」?家事や仕事で肘が痛む50代女性の原因と対処法

こんにちは、桃谷うすい整形外科の瀬尾です!

この記事でわかること

  • テニスをしなくてもテニス肘になる理由
  • 家事やパソコン作業で悪化させない日常の工夫
  • 痛みが長引くときの治療の選択肢

「フライパンを持つと肘が痛い」「ペットボトルの蓋が開けられない」。
50代の女性から、そんなご相談を多くいただきます。

テニス肘という名前から「スポーツをする人の病気」と思われがちですが、実は患者さんの多くはテニスをしていない方です。

テニスをしていないのに、なぜテニス肘?

なぜ家事や仕事で「テニス肘」になるのか

テニス肘は、手首を伸ばす筋肉の付け根(短橈側手根伸筋の起始部)が肘の外側で傷む状態です。

日本整形外科学会によると、加齢による腱の変性に繰り返しの負荷が加わることで発症します。

なぜデスクワーカーにテニス肘が急増中?

50代女性に多い理由は、加齢による腱の柔軟性低下と、日常動作の積み重ねです。

  • 包丁で食材を切る
  • 雑巾やタオルを絞る
  • フライパンや鍋を片手で持つ
  • パソコンのマウスを長時間操作する

当院でも「特にスポーツはしていないのに」と不思議がる患者さんが多いのですが、実は家事や仕事の動作は手首への負荷が大きく、原因としては十分です。

更年期以降はホルモンの変化で腱の弾力が低下しやすく、同じ動作でも傷みやすくなります。

この症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

日常でできるセルフケア3つ

1. 手首のストレッチ

腕を前に伸ばし、反対の手で手の甲を手前に引くストレッチを、家事の合間にこまめに行いましょう。

2. 持ち方を見直す

フライパンや鍋はできるだけ両手で持つ。ペットボトルは手のひら全体で包むように開ける。小さな工夫で肘への負担が減ります。

3. テニス肘用バンドの活用

前腕に巻く専用バンドが市販されています。家事の前に装着するだけで、痛みの軽減が期待できます。

テニス肘の日常動作でのサイン

痛みが続くなら ― 当院での治療

全ての治療の根底にあるものは、理学療法士によるリハビリテーションを基にした運動療法です。

当院ではまずエコー検査で腱の状態を確認します。
「どこがどう傷んでいるか画像で見えるので、安心して治療を始められた」というお声をよくいただきます。

  • ストレッチ・運動療法指導: 理学療法士が日常動作に合わせたセルフケアを指導
  • エコーガイド下注射: 痛みが強い場合、エコーで見ながらピンポイントで注射
  • ハイドロリリース: 癒着した組織をエコーガイド下で正確に剥がし、痛みを軽減

→ 詳しくはエコー診療についてをご覧ください。

よくあるご質問

Q
湿布を貼っていれば治りますか?
A

湿布で一時的に痛みが和らぐことはありますが、腱の損傷自体を治す効果は限定的です。痛みが2週間以上続く場合は受診をおすすめします。

Q
家事をやめるわけにはいきません。どうすればよいですか?
A

完全に手を休める必要はありません。持ち方の工夫やバンド装着で負担を減らしながら、リハビリで回復を目指す方法があります。

Q
50代で初めて肘が痛くなりました。年齢のせいですか?
A

加齢による腱の変化は一因ですが、適切な治療で改善が期待できます。「年のせい」と諦めず、一度ご相談ください。

ストレッチ方法

まとめ

テニス肘は家事や仕事で手首を使う方なら誰にでも起こりうる疾患です。
「たかが肘の痛み」と放置すると、日常生活に支障が出ることもあります。

エコーで原因を確認し、生活を続けながら治す方法を一緒に見つけましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

記事監修:臼井俊方

この症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

参考文献

JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

一覧に戻る
所在地 〒543-0033
大阪府大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目11番3号
DSt桃谷ビルディング 2階
休診日 木曜・日曜・祝日