コラム
Column
産後の肩こりが治らない?抱っこ・授乳姿勢が原因かもしれません
こんにちは、桃谷うすい整形外科の瀬尾です!
この記事でわかること
- 産後に肩こりが起きやすい原因と、授乳・抱っこ姿勢との関係
- 赤ちゃんのお世話の合間にできるセルフケア
- 桃谷うすい整形外科で受けられるエコーを使った肩こり治療
「産後だから仕方ない」と、肩の痛みを我慢していませんか?
抱っこ紐で長時間お子さんを抱え、授乳のたびに前かがみになる。
夜中の授乳で睡眠も十分にとれない。
そんな毎日を過ごすうちに、首から肩にかけてのこりが取れなくなっている方は少なくありません。

産後の肩こりは「育児の疲れ」で片づけられがちですが、放置すると頭痛や腕のしびれにつながることもあります。
気になる症状があれば、早めに整形外科へご相談ください。

この症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
産後の肩こりはなぜ起こる?
肩こりの原因は、僧帽筋を中心とした筋肉の緊張と血行不良にあります。
日本整形外科学会では、肩こりを「首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じ」と説明しています。
前かがみの姿勢や同じ姿勢の長時間継続が主な原因とされています。
産後のお母さんには、これに加えて特有の負担がかかります。
抱っこ・授乳姿勢による負担とは?
授乳中は赤ちゃんの顔をのぞき込むように背中を丸めがちです。
抱っこ紐も肩や首に荷重が集中しやすく、僧帽筋の緊張が長時間続きます。
日本整形外科学会も、猫背や前かがみの姿勢、ショルダーバッグなどの肩への負荷を肩こりの原因として挙げています。
睡眠不足は肩こりを悪化させる?
夜間の頻回授乳で睡眠が細切れになると、筋肉の回復が追いつきません。
疲労が蓄積した筋肉はこり固まりやすく、血行不良の悪循環に陥りやすい状態です。
精神的なストレスも肩の緊張を高める要因の一つとされています。

育児の合間にできるセルフケアは?
日常生活のなかで取り入れやすい方法をご紹介します。
無理のない範囲で試してみてください。
- 授乳クッションを活用する: 赤ちゃんを胸の高さまで持ち上げることで、前かがみの角度を減らせます
- 肩を回す: 赤ちゃんが寝ている間に、肩をゆっくり前後に10回ずつ回します
- 蒸しタオルで温める: 首から肩にかけて温めると、筋肉の血行が改善されやすくなります
セルフケアで改善しない場合や、頭痛・腕のしびれを伴う場合は、一度整形外科を受診されることをおすすめします。

桃谷うすい整形外科の肩こり治療とは?
全ての治療の根底にあるものは、理学療法士によるリハビリテーションを基にした運動療法です。
当院では、エコー(超音波検査)を用いて筋肉や筋膜の状態を画面で確認しながら診察を行っています。
「エコーを見ながら説明してもらえた」と驚かれる患者さんも多く、痛みの原因をご自身の目で確認いただけます。
筋膜の癒着が原因と考えられる場合には、エコーガイド下ハイドロリリースを行うことがあります。
これは、エコーで筋膜を確認しながらピンポイントで癒着をはがすことを目的とした治療です。
産後のお母さんはセルフケアに使える時間も限られているため、当院では短時間で自宅でできる運動プログラムをお伝えすることを心がけています。
理学療法士が育児中の姿勢の癖を評価し、お一人おひとりに合った運動指導を行います。
→ 当院のリハビリテーションについて詳しくはこちら
大阪市天王寺区・JR桃谷駅から近い当院は、ベビーカーでもお越しいただけます。
よくあるご質問
はい、受診いただけます。
ベビーカーのまま院内に入れますので、お気軽にお越しください。
リハビリテーション(運動療法)は授乳中でも問題なく受けられます。
注射や投薬が必要な場合は、授乳への影響を考慮して医師が判断いたします。
症状やお体の状態によって異なりますが、まずは週1回程度のリハビリから始める方が多いです。
育児のスケジュールに合わせて、無理のないペースでご提案します。
まとめ
産後の肩こりは、抱っこや授乳の姿勢、睡眠不足が重なって起こりやすい症状です。
「育児中だから仕方ない」と我慢せず、つらいときは整形外科にご相談ください。
桃谷うすい整形外科では、エコーを使った原因の特定と、理学療法士による運動指導で改善を目指します。
関連動画
この症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
参考文献
- 日本整形外科学会「肩こり」
- 厚生労働省 令和4年国民生活基礎調査の概況(有訴者率:女性1位「肩こり」、男性2位「肩こり」)
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。
このコラムを書いた人

瀬尾 真矢
患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
得意分野
変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)
記事監修:臼井俊方
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