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コラム

Column

2024年11月25日

膝を伸ばす運動について

こんにちは!桃谷うすい整形外科の瀬尾です!

膝の痛みに悩む方にとって、適切な運動療法は重要な治療手段です。
特に、膝の完全伸展運動は内側広筋の収縮を高めることで、変形性膝関節症半月板損傷などによる膝痛の改善に効果的であるとされています。
ここでは、膝伸展運動の効果とその実践方法について詳しく解説します。

膝伸展運動とは?

膝伸展運動は、膝を完全に伸ばすことを目的としたエクササイズで、大腿四頭筋、特に内側広筋を強化するために行われます。
内側広筋は膝蓋骨(膝のお皿)の安定性を高める役割があり、その強化は膝痛の軽減につながります。

膝伸展運動の効果

  1. 内側広筋の強化: 内側広筋は膝関節の安定性を保つために重要です。この筋肉が強化されることで、膝蓋骨が正しい位置に保持され、痛みが軽減されます。
  2. 膝関節の機能改善: 膝をしっかりと伸ばす能力が向上し、日常生活での動作がスムーズになります。
  3. 痛みの軽減: 内側広筋の強化によって、膝周囲の負担が軽減され、痛みが和らぎます。

膝伸展運動の方法

  1. ベッドや椅子に座る: 椅子やベッドの上に座ります。
  2. 膝をまっすぐに伸ばす: 膝をまっすぐ伸ばし、つま先を天井に向けます。
  3. 太ももに力を入れる: 太ももの前側(大腿四頭筋)に力を入れます。
  4. キープする: この状態を5秒間維持し、その後力を抜きます。
  5. 繰り返す: これを10回繰り返し、1日3セット行います。

注意点

  • 呼吸を止めず、リラックスして行いましょう。
  • 痛みが強い場合は無理せず中止し、医師や理学療法士に相談してください。
  • 適切なフォームで行うことが重要です。必要であれば専門家の指導を受けましょう。

まとめ

膝伸展運動は、大腿四頭筋、とりわけ内側広筋を効果的に鍛えることで、膝痛の改善につながります。
特に変形性膝関節症などでお悩みの方にはおすすめです。ただし、新しいエクササイズを始める際には、必ず医師や理学療法士と相談し、自分に合った方法で安全に行うことが大切です。
日常生活での快適さを取り戻すためにも、今日から膝伸展運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?

JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

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