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コラム

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2025年6月30日

その肩こり、原因は『おみやげ袋』かも?万博後にズッシリ重い肩を軽くする方法

万博肩こり

こんにちは!桃谷うすい整形外科の瀬尾です!

関西万博、本当にすごかったですね!見たことのないパビリオンの数々に、空にそびえる大屋根リング。夢中で写真を撮って、限定グッズを買い込んで…最高の思い出ができたのではないでしょうか。

でも、家に帰って荷物を下ろした瞬間、ズーン…と肩にのしかかる重い痛み。「なんだか首も回らない…」。楽しかったはずの万博の思い出が、つらい肩こりのせいでどんより霞んでしまうのは、あまりにも悲しいですよね。

実はそれ、あなただけではありません。万博の特別な環境が、知らず知らずのうちにあなたの首や肩に大きな負担をかけていたのかもしれないのです。この記事では、あなたのつらい症状の原因を探り、今日からできる簡単な解消法をご紹介します。

なぜ?万博で肩と首がガチガチになる3つの原因

「重いものを持った覚えもないのに…」と思うかもしれません。でも、万博には日常にはない「肩こりのワナ」がたくさん潜んでいるのです。

片側だけにかかる「おみやげ袋」の負担

ついつい買いすぎてしまった、家族や友人へのおみやげ。その袋、どちらか片方の手でずっと持っていませんでしたか?片方の腕や肩にだけ重さがかかると、体は無意識にバランスを取ろうとします。その結果、反対側の肩や首の筋肉が「倒れちゃいけない!」と必死に踏ん張り、ガチガチに緊張してしまうのです。

未来を見ていたはずが…気づけば「スマホ首」

広い会場で、次にどのパビリオンに行くかスマホの地図で確認したり、感動的な展示を写真に収めたり。その時、あなたの頭はどんな角度でしたか?うつむいてスマホを覗き込む姿勢は、重たい頭(約5kg、ボーリングの球くらいあります!)を首の筋肉だけで支えている状態。これが長時間続けば、首が悲鳴を上げるのも無理はありません。

感動の代償?「見上げっぱなし」の首の悲鳴

大屋根リングの壮大さや、空飛ぶクルマのデモンストレーションに、思わず「おぉ…」と空を見上げた瞬間、たくさんありましたよね。でも、この「見上げる」姿勢、実は首の後ろの筋肉をずっと緊張させています。感動的な光景に心を奪われている間、あなたの首は静かに疲労を溜め込んでいたのです。

もう我慢しない!ズッシリ重い肩を軽くするセルフケア

原因がわかれば、対策は立てられます。ガチガチに固まってしまった首と肩を、優しくほぐしてあげましょう。

魔法の「ホットタオル」でじんわり解放

一番手軽で効果的なのが、蒸しタオルで首や肩を温めること。血の巡りが良くなり、カチコチだった筋肉がじんわりとほぐれていくのを感じられるはずです。お風呂上がりのような、あの「ふぅ〜」っと力が抜ける感覚を、意図的に作ってあげましょう。

【簡単ホットタオルの作り方】

  1. タオルを水で濡らし、軽く絞る。
  2. ラップで包むか、耐熱皿に乗せて電子レンジで1分ほど加熱する(やけどに注意!)。
  3. 心地よい温度になったら、首の後ろや肩の上に置いて5〜10分リラックス。

【動画で実践】ガチガチ肩甲骨をはがす「おやすみ前ストレッチ」

肩こり解消の鍵は、実は「肩甲骨」にあります。お風呂やホットタオルで温まった後に、寝る前の習慣にしてみてください。驚くほど肩が軽くなりますよ。

肩こり撃退!簡単エクササイズ!

▼動画を見ながら行う時のポイント▼
・「気持ちいいな」と感じる範囲で、無理なく行いましょう。
・呼吸は止めずに、細く長ーく息を吐きながら動かすのがコツです。
・動画のモデルさんのように完璧にできなくても大丈夫。自分の体の声を聞きながら、ゆっくり動かしてあげましょう。

次のイベントも全力で!「万博肩こり」にならないために

今回の経験を次に活かせば、もう怖いものなし!ちょっとした工夫で、未来のイベントをもっと快適に楽しめます。

荷物は「リュックサック」が最強の相棒

おみやげやパンフレットは、迷わずリュックサックへ。両方の肩に重さが均等にかかるだけで、体への負担は劇的に減ります。おしゃれなデザインのものもたくさんありますよ。

「スマホ休憩」を意識的に

夢中になると時間を忘れがちですが、30分に一度は顔を上げて、遠くの景色を眺める習慣をつけましょう。「あ、スマホ見すぎてた」と気づくだけでも、姿勢をリセットするきっかけになります。

待ち時間にできる「こっそりストレッチ」

パビリオンの行列中など、ちょっとした待ち時間にできることがあります。周りの人に気づかれないくらい、ゆっくりと首を左右に倒したり、肩をすくめてストンと落としたり。これだけでも、筋肉が固まるのを防げます。

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その痛み、我慢しないで

万博の素晴らしい体験は、あなたの人生を豊かにする宝物です。その輝きを、体の痛みで失ってしまうのは本当にもったいない。

もし、セルフケアを試しても痛みが良くならない、あるいは腕や手にしびれを感じるような場合は、別の原因が隠れているサインかもしれません。

「このくらいで病院なんて…」と一人で抱え込まず、どうぞお気軽に私たち専門家を頼ってください。あなたのつらい症状にしっかりと向き合い、また笑顔で次の楽しみへ向かえるよう、全力でサポートします。

JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

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