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コラム

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2024年11月5日

骨粗鬆症と生活習慣病の関係

こんにちは!桃谷うすい整形外科の瀬尾です!

今回は骨粗鬆症(骨粗しょう症と生活習慣病の関係についてお話しさせていただこうと思います。

骨粗鬆症は、骨の強度が低下し、骨折のリスクが高まる病気です。
50歳以降の男女にとって重要な健康課題であり、生活習慣病との関連性も注目されています。
ここでは、骨粗鬆症と生活習慣病の関係について、最新の情報をわかりやすく解説します。

骨粗鬆症と生活習慣病の密接な関係

生活習慣病は、不適切な生活習慣が原因で発症する病気の総称です。
代表的なものには、糖尿病、高血圧、脂質異常症などがあります。
これらの病気は、骨粗鬆症の発症リスクを高めることが知られています。

糖尿病

糖尿病は、骨折のリスクが健康な人の1.7倍以上高くなることがわかっています。
これは、高血糖が骨の質を低下させ、骨の強度を弱めるためです。
また、糖尿病の合併症である神経障害や網膜症は、転倒のリスクを高め、間接的に骨折の危険性を増加させます。

高血圧

高血圧は、カルシウムの尿中排泄を増加させ、骨密度の低下を引き起こす可能性があります。
また、高血圧治療薬の中には、骨密度に影響を与えるものもあるため、注意が必要です。

脂質異常症

脂質異常症、特に高コレステロール血症は、骨の形成を阻害し、骨密度の低下につながる可能性があります。
また、動脈硬化は骨への血流を減少させ、骨の健康に悪影響を与える可能性があります。

予防と対策

骨粗鬆症と生活習慣病は、共通の予防法や対策があります。以下に主な方法をご紹介します。

  1. バランスの良い食事
    ・カルシウムやビタミンDを十分に摂取しましょう。
    ・野菜や果物を積極的に取り入れ、抗酸化物質を補給しましょう。
  2. 適度な運動
    ・ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、骨に適度な負荷をかける運動を行いましょう。
    ・1日30分程度の運動を習慣化することが効果的です。
  3. 禁煙
    ・喫煙は骨密度を低下させ、生活習慣病のリスクも高めます。
  4. 適度な飲酒
    ・過度の飲酒はカルシウムの吸収を妨げ、骨密度を低下させます。
  5. 定期的な健康診断
    ・骨密度検査や生活習慣病の検査を定期的に受けましょう。
  6. 日光浴
    ・ビタミンDの合成を促進するため、適度な日光浴を心がけましょう。

まとめ

今回は「骨粗鬆症と生活習慣病」の関係について解説させていただきました。
「生活習慣病と骨粗鬆症って関係あるの?」って思っていませんでしたか?骨粗鬆症と生活習慣病は密接に関連しており、一方の予防や管理が他方にも良い影響を与えます。
50歳以降の男女は特に注意が必要ですが、適切な生活習慣の維持により、両方のリスクを軽減することができます。定期的な健康診断を受け、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

また、日々の生活習慣を見直し、健康的な生活を心がけることが、骨粗鬆症と生活習慣病の予防につながります。
健康な骨と体を維持することは、豊かな人生を送るための重要な要素です。
この機会に、自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

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JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。

このコラムを書いた人

理学療法士
瀬尾 真矢

患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

得意分野

変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)

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