コラム
Column
【2026年午年】前に進む力と健康な身体で、軽やかな一年を
こんにちは、桃谷うすい整形外科の瀬尾です!
2026年は午(うま)年ですね。年賀状を書くときに「午年って何が特徴なんだっけ?」と思った方も多いのではないでしょうか。実は、午年には意外と知られていない面白い話がたくさんあるんです。今回は、午年にまつわるちょっとした豆知識をご紹介します。飲み会や家族の話題のネタに、ぜひ使ってみてください。
「午」という字、実は正午と関係があるんです
干支って、なんとなく動物のイメージが強いですよね。でも実は、もともとは時間や方角を表すシステムだったんです。中国で生まれたこのシステムが、6世紀ごろに日本に伝わってきました。
「午」という漢字、よく見ると「正午」の「午」と同じ字ですよね。実はこれ、偶然じゃないんです。「午」はもともと「交わる」という意味で、太陽が最も高く昇る時間、つまり正午を表していました。午の刻は午前11時から午後1時まで。お昼の時間帯ですね。そこから「頂点」「ピーク」という意味も持つようになったんです。
だから午年は、何かが頂点に達する年、ピークを迎える年とも言われているんですよ。なんだか縁起が良さそうですね。
なぜ十二支に馬が選ばれたのか
十二支の動物選定には、実はいくつか説があるんです。でも、馬が選ばれた理由として一番納得できるのは、やっぱり人間の生活に欠かせなかったから、という点です。
昔は、農耕でも、移動でも、戦争でも、馬が大活躍していました。力強く、速く、そして忠実。そんな馬の特性が、「力」「速度」「忠誠心」の象徴として、十二支に選ばれたんじゃないかと言われています。
ちなみに、午年は十二支の中で7番目。真ん中より少し後ろの位置ですが、これは「午の刻」が一日の真ん中、つまり正午を表しているからかもしれませんね。
午年が表す3つの意味
午年には、馬の特性から3つの意味が込められています。どれも、なんだか前向きで良い感じですよね。
1. 前進と行動力
まず1つ目は「前進と行動力」。馬って、いつも前を向いて走っていますよね。後ろを向いて走る馬なんて見たことないです。その姿から、午年は「停滞を嫌い、常に前進する年」と言われています。新しい挑戦を始めるのにぴったりの年なんです。
2. 自由と独立
2つ目は「自由と独立」。広い草原を自由に駆け回る馬の姿、見ているだけで気持ちがいいですよね。午年は、自分の道を切り開き、自立した人生を歩むのに良い年とされています。何か新しいことを始めたい、独立したい、そんな思いがある人には特に良い年かもしれません。
3. 社交性と協調性
そして3つ目は「社交性と協調性」。実は馬って、群れで行動する動物なんです。一匹狼じゃなくて、仲間と一緒にいることを好むんですね。だから午年は、人とのつながりを大切にし、チームワークで目標を達成する年とも言われています。一人で頑張るより、周りの人と協力することで、より大きな成果が得られるかもしれませんね。
午年生まれの人は、こんな性格?
「午年生まれって、どんな性格なんだろう?」って気になりますよね。もちろん個人差はありますが、午年生まれの人には、馬の特性を反映した性格の傾向があると言われています。
行動力と決断力
まず、行動力がある人が多いんです。考えるよりも先に動いちゃうタイプ。決断力に優れているので、「よし、やろう!」と思ったらすぐに行動に移せる。でも、そのせいで「もう少し考えてから動けば良かった…」なんて後悔することもあるかもしれませんね。
自由を愛し、でも協調性も
それから、自由を愛する傾向があります。束縛されるのが嫌いで、自分のペースで物事を進めることを好みます。でも、だからといって協調性がないわけじゃない。実は社交的で、人とのつながりを大切にする人が多いんです。コミュニケーション能力が高いので、職場でも人気者になりやすいかもしれません。
情熱的で独立心が強い
そして、情熱的。興味を持ったことには全力で取り組みます。独立心も強いので、自分の力で道を切り開くことを好みます。頼まれると嬉しいタイプなので、周りから頼られることも多いでしょうね。
午年生まれの有名人を見てみると、確かに行動力と情熱で成功している人が多い気がします。あなたの周りにも、午年生まれの人がいたら、ぜひ観察してみてください。もしかしたら、こういう特徴が見えてくるかもしれませんよ。
午年の雑学、知ってるとちょっと自慢できるかも
午年について、もっと知りたい!という方のために、ちょっとした雑学をご紹介します。飲み会のネタに使えるかも?
まず、午年は12年に一度巡ってきます。直近だと2014年、そして2026年。次は2038年ですね。12年周期なので、午年生まれの人は、同じ干支の人が結構いるんです。もしかしたら、あなたの周りにも午年生まれの人がいるかもしれません。
相性の話も面白いですよ。午年と相性が良いとされるのは、虎(とら)年、羊(ひつじ)年、狗(いぬ)年なんです。なんだか、どれも行動力がありそうな動物ばかりですよね。これらの干支は、午年と同様に行動力や協調性を持っているので、お互いを高め合える関係なんですって。
馬に関することわざも、実は結構あるんです。「馬の耳に念仏」って聞いたことありますよね。いくら言い聞かせても効果がない、という意味です。あと、「馬が合う」って言いますよね。これは気が合う、相性が良いという意味。馬って、相性が合わないと一緒に走れない動物なんです。だから、人と人との相性を表すのに使われるようになったんですね。
「千里の馬も蹴躓く」という言葉も知っていますか?どんなに優れた人でも失敗することがある、という意味です。午年生まれの人も、完璧じゃない。たまには失敗することもある。でも、それでいいんですよね。
そして、方位の話。午は十二支の中で「南」の方角を表すんです。南は太陽が最も高く昇る方角。午年の「頂点」「ピーク」という意味とも繋がっていますね。午年は、南の方角が開運の方角とされることもあるんですよ。引っ越しや旅行の参考にしてみてください。
2026年、午年をどう過ごす?
午年は「動き」と「変化」の年と言われています。じゃあ、実際にどう過ごせばいいの?って思いますよね。
午年に向いていること
午年に向いているのは、やっぱり新しい挑戦です。前進の年なので、今までやりたかったけど後回しにしていたこと、始めてみませんか?転職でも、新しい趣味でも、何でもいいんです。具体的な目標を立てて、それに向かって進んでいく。それが午年の過ごし方かもしれません。
それから、人とのつながりも大切です。社交性を活かして、人脈を広げるのに良い年なんです。考えすぎず、まず行動に移す。これが午年のキーワードかもしれませんね。
午年に注意したいこと
でも、注意したいこともあります。行動力があるのは良いことですが、せっかちになりすぎないように。計画性も大切です。それから、一人で抱え込まないこと。協調性を大切にして、周囲の人と協力することが成功への鍵かもしれません。
あと、休息を忘れないこと。前進し続けるのは素晴らしいですが、馬だって休みます。適度な休息も必要です。無理に走り続けるのではなく、整えながら前に進む。それが、結果的に一番の近道になるかもしれません。
午年は「動き」の年なので、身体を動かすことも意識してみてください。馬のように力強く走り続けるためには、しなやかな関節、強い筋肉、優れたバランス感覚が大切です。でも、無理は禁物。自分らしいペースで、身体を整えながら過ごす。それが、午年を軽やかに過ごすコツかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?午年って、なんだか前向きで良い年ですよね。前進と行動力の象徴である馬のように、新しいことに挑戦し、前に進む一年にしたいものです。
午年は「動き」と「変化」の年。考えすぎず、まず行動に移す。でも、無理に走り続けるのではなく、周囲の人との協調を大切にし、適度な休息を取りながら、自分らしいペースで進む。それが、午年を上手に過ごすコツかもしれません。
年賀状を書くときや、新年の挨拶のときに、ちょっとした話題として使ってみてください。きっと、会話が弾むはずです。
2026年が、皆さまにとって健やかで前向きな一年になりますように。
このコラムを書いた人

瀬尾 真矢
患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
得意分野
変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)