コラム
Column
HYROX(ハイロックス)とは?世界中で人気急上昇のフィットネスレースの魅力と、当院のサポート
こんにちは、桃谷うすい整形外科の瀬尾です!
2026年1月30日〜2月1日には大阪・インテックス大阪でHYROX(ハイロックス) OSAKAが開催され、当院の院長とスタッフも実際に参加してきました。
HYROXって何?ランニングと8種目のワークアウトを組み合わせたフィットネスレースの魅力を解説。当院はHYROX OSAKAに参加、HYROX競技者のリハビリにも対応しています。
- 「HYROXって何?最近よく聞くけど、どんな競技なの?」
- 「フィットネスレースに興味があるけれど、初心者でも参加できる?」
- 「HYROXで痛みが出た・怪我をした。どこで診てもらえばいい?」
- 「HYROXに向けた体づくりやコンディショニングについて相談したい」
HYROX(ハイロックス)は、ランニングと8種類のワークアウトを交互に組み合わせた、世界中で人気急上昇中のフィットネスレースです。
今回は、HYROXをまだ知らない方々にも競技の魅力が伝わるように解説し、当院がHYROX参加者のリハビリにも対応していることをお伝えします。
HYROX(ハイロックス)とは?競技の基本を解説
世界で拡大するフィットネスレース
HYROXは、2017年にドイツ・ハンブルクで誕生した「ランニング × ファンクショナルトレーニング」を組み合わせたタイムトライアル形式のレースです。

現在は全世界で年間55万人以上が参加する人気競技で、2022/23シーズンには9万人以上のアスリートが参加しました。
日本でもHYROX OSAKA、HYROX YOKOHAMAなどの大会が開催されており、2025年8月に日本初上陸を果たしてから急速に普及しています。
最大の特徴は、持久力だけでなく全身の筋力・パワー・心肺機能が総合的に試されること。
初心者からエリートまで、性別・年齢・体力レベルに応じたカテゴリーがあるため、「あらゆる人のためのスポーツ(Sport for All)」として幅広い層に親しまれています。
競技の流れ:1km×8回のランニング + 8種類のワークアウト
HYROXのレース構成はシンプルです。
8kmのランニング(1km × 8回) と、各ランの合間に配置される 8種類のワークアウトステーション を交互にこなし、ゴールまでのタイムを競います。

| 順番 | ワークアウト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | スキーエルゴ | クロスカントリースキーの動作を模したマシンで1000m。全身の持久力 |
| 2 | スレッドプッシュ | 重り付きソリを50m押す。脚力と全身パワー |
| 3 | スレッドプル | ロープでソリを50m引く。背中・腕・脚の連動 |
| 4 | バーピーブロードジャンプ | バーピーとジャンプを組み合わせて80m。心肺と脚の爆発力 |
| 5 | ローイング | ボート漕ぎマシンで1000m。全身有酸素能力 |
| 6 | ファーマーズキャリー | ケトルベル2個を持って200m歩く・走る。握力・体幹・肩 |
| 7 | サンドバッグランジ | サンドバッグを担いでランジ100m。大腿・臀部・肩 |
| 8 | ウォールボール | ボールを壁のターゲットに投げつける動作を100回。脚・肩・心肺 |
各ステーションは異なる筋肉群に負荷をかけ、ランニングで心肺機能を試すという、まさに「全身運動の総合テスト」です。
参加カテゴリー:個人からチームまで
- シングルス(Singles):個人でフルレースに挑戦
- ダブルス(Doubles):2人でペアを組み、ワークアウトを分担
- リレー(Relay):4人チームで分担して完走
- プロ(Pro):エリートアスリート向けの上級カテゴリー
- アダプティブ(Adaptive):障害のあるアスリート向けのカテゴリー
初めての方はダブルスやリレーから参加し、慣れてきたらシングルスに挑戦する方も多いです。

HYROX OSAKA 2026と当院の参加
大阪で開催されたHYROX
HYROX OSAKA 2026は、2026年1月30日(金)〜2月1日(日)に、インテックス大阪で開催されました。
日本国内では横浜に次ぐ開催地として、関西からだけでなく、全国および海外からも多くの競技者が集い、競い合いました。
当院の院長・スタッフが参加
当院(桃谷うすい整形外科)の院長とスタッフも、このHYROX OSAKAに参加してきました。
整形外科医・理学療法士・放射線技師として日々患者様の体と向き合う私たちが、自ら競技に挑戦することで、HYROXがどのような負荷を体に与えるのか、どの部位に痛みや負担が生じやすいかを、実体験として理解しています。
競技者目線での知見を、リハビリやコンディショニング指導に活かすことができます。
HYROX参加者に多い体のトラブルと対策
負荷がかかりやすい部位
HYROXは全身を使う競技のため、ランニングや各ワークアウトの特性に応じて、以下のようなトラブルが起こりやすいとされています。
- 膝:ランニング、バーピーブロードジャンプ、サンドバッグランジなどで負担がかかる(腸脛靭帯炎、膝蓋大腿痛症候群など)
- 腰・股関節:スレッドプッシュ/プル、サンドバッグランジ、ファーマーズキャリーで体幹・臀部に負荷(腰椎椎間板ヘルニア、仙腸関節障害など)
- 肩・肘:スキーエルゴ、ローイング、ウォールボールで上肢のオーバーユース(腱板炎、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)など)
- 足・足首:ランニングとジャンプ動作の繰り返し(足底腱膜炎、アキレス腱炎、シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)など)

予防と早期対応の重要性
適切なウォームアップ・クールダウン、フォームの確認、負荷の段階的増加(漸進性の原則)が大切です。
痛みや違和感が出たら、我慢せず早めに受診し、原因を特定することが、競技継続とパフォーマンス向上の鍵となります。
当院でのHYROX参加者へのサポート
HYROX参加者がリハビリに通院されています
当院には、HYROXに参加されている方がリハビリテーションに通院されています。
大会前のコンディショニング、大会後の痛みや違和感の評価、パフォーマンス向上のための体づくりまで、幅広く対応しています。
スポーツ特化リハビリの強み
当院では、スポーツ愛好家から競技者まで、あらゆるレベルの方に対応したスポーツ特化リハビリテーションを提供しています。
- エコーガイドリハビリテーション:超音波画像診断装置を用いて筋肉の動きをリアルタイムで可視化し、正しいフォームの習得をサポート
- 動作分析による根本原因の追求:痛みのある部位だけでなく、姿勢や動作の癖から根本原因を特定
- 拡散型体外衝撃波治療(ESWT: Extracorporeal Shock Wave Therapy):足底腱膜炎、アキレス腱炎、上腕骨外側上顆炎などに有効な非侵襲的治療オプション
- 個別の治療プログラム:一人ひとりの競技レベルや目標に合わせたオーダーメイドのアプローチ
HYROXのような多種目を組み合わせた競技では、「どの動作で、どの筋肉に負担がかかっているか」を正確に評価することが重要です。
超音波(エコー)を用いた詳細な評価により、痛みの原因を「見える化」し、的確な治療とリハビリを提案します。
HYROXに興味を持った方へ
体のコンディションでお悩みの方は
HYROXに挑戦中の方、これから挑戦したい方で、以下のようなお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。
- 大会前のコンディショニングを整えたい
- 痛みや違和感があるが、原因が分からない
- パフォーマンスを上げるための体づくりについて知りたい
- 大会後のリカバリーやケアについて相談したい
- トレーニング方法や負荷設定についてアドバイスが欲しい
本コラムは一般的な情報提供を目的としており、個別の医療相談には代わりません。 HYROXの大会詳細は公式サイトをご確認ください。体のことでお悩みの方は、当院にご相談ください。
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JR桃谷駅西口出てすぐの天王寺区、生野区から通院しやすいクリニック「桃谷うすい整形外科」では、質の高い医療を提供し、患者さんの問題解決に全力で取り組み、医療者全員が協力して前進し続けることを目指しています。
このコラムを書いた人

瀬尾 真矢
患者様一人ひとりの日常生活やスポーツ復帰を支援するために、適切なリハビリプログラムを提供し、患者様が自信を持って活動できるようサポートいたします。また、痛みや不快感に真摯に向き合い、最善の方法で症状を軽減し、再発予防にも力を入れてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
得意分野
変形性関節症(人工関節術後)、肩関節疾患(保存療法、術後)
スポーツ障害(肩関節、膝関節、足関節)
記事監修:臼井俊方(桃谷うすい整形外科 院長)
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